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ネパール支援プロジェクトの進捗ご報告

2015年の大震災で未曾有の被災を経験したネパールにおいて、支援の手が届きにくい地方集落の公共施設を支援するプロジェクトです。当初の計画では東日本大震災の際に福島県内で建てられたログの木造仮設住宅を移設再利用することを目指して昨年その海外輸送費のクラウドファンディングを実施し、多くの方々にご支援いただきました。改めて御礼申しあげます。

ネパールの雨季が終わる10月までの間にアライアンスパートナーの日本建築家協会さん、福島のはりゅうウッドスタジオさんと建物の設計作業を進めて9月中に申請をネパール政府に提出しました。一度12月に現地の復興事業に対する申請が承認されて建物支援申請の承認を待っていた最中、このコロナ禍において状況が一変し、ネパール政府の方針の変更も重なり、ログ仮設の輸送ができなくなりました。この状況下において当分の間物資、人の行き来ができないと判断し、ログ仮設の輸送による支援方法を断念することにしました。本プロジェクトを応援していただいている皆様にはご心配をお掛けしており、申し訳ございません。


引き続きネパールの支援は現地パートナーであるBuild Up Nepalさんの協力のもと、輸送を伴わない現地で完結する方法をもって継続していきます。現在、ネパール国内のコロナ感染状況をみながら各方面で調整中であります。

なお、既に解体されているログは昨年12月25日に起きた南米チリの港湾都市、バルパライソの大火災で焼失した地区の集会施設として活用される方向で現在調整しております。


ネパール、チリ双方ともコロナ禍の状況が変化しているため、具体的な予定が確定しておりませんが、より明確な予定が出来次第、改めてご報告させていただきたいと考えております。今後とも何卒皆様の暖かいご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。





 

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